BORN TO BE FASHION

人口減少率日本一の北九州市にて服屋やってます。これからの服屋って何ができるのだろう?お客さん自身の向上(外見も中身の)にお手伝いできる発信を求めて日々奮闘中です。「装いだけでなく生き方そのものがファッション」がコンセプト。旬なファッション情報やコーディネイト・テクニックからあなたの中身から磨くファッション・マインドまでお伝えします。どうぞ仲良くしてやってください。


BORN TO BE FASHION - 装いだけではなく生き方そのものがファッションとなる -

あ〜カン違い

 
「黒いジャケットが欲しい」
 
本日ご来店されたお客さまからこんなリクエストがありました。
 
フォーマル外でカジュアルで着る黒ジャケは、キメ過ぎずやや抜け感のある感じが良い。
 
かといってペラっとした綿だったり変テコなデザインが入ったりして、くだけ過ぎるのも安っぽくなるのでアウト。
そのへんを踏まえた上で、やっぱりこれだなと思ったところ・・・
 
 
あ。やべ。
サイズがない。。。。
 

 

 さて、どうしよう?

そんな困った状況とは裏腹に、ふと頭をよぎった昔の記憶。
 
  
 
数年前、友人の結婚式に出席した時のこと。
 
最近は結婚式もフランクになったとはいえ、ちょっとそれどうなの?というファッションを見かけることも少なくない。
 
ベルベットのスーツにウォレットチェーンをジャラジャラいわしてる男。
日本人なのになぜかチャイナドレス。
エンジニアブーツを履いたヤツまでいた。
 
なんか履き違えている。。。。
 
 
主役は新郎新婦。
 
お前が目立ってどうする?
親族の皆さんに失礼だとは思わないんだろうか?
 
 
そんな中、
 
ミ◯ぺル◯ネンのワンピースを着たコがいた。
 
 
 
色は黒。でも素材はコットンで可愛らしい刺繍があしらってある。
お洒落なんだけど、完全にカジュアル。
 
 
「黒だから結婚式にも着れますよ〜」

 

無知な店員のおきまり無責任トークを信じてしまったのだろうか?
 
 
同じファッション業界の人間として、アホ店員の代わりに心の中で「すまん」。。。。
 
 
 
イカンイカン、こんなことを考えている場合ではないと我にかえる(笑)
 
 
残念ながらサイズが無いことをお客様に伝えました。
 
そして、近くで良さげな黒ジャケを置いているショップをお勧めしようかなと考えていたところ、
 
 
「これ試着してもいいですか?」
 
 
ん、見るとそれはおすすめしようと思っていたものとは別のジャケットで、黒のサマーウールで微光沢がありちょっとドレッシーなタイプ。
 
よくよく聞いてみると、お客様は某ミュージシャンのライブに着ていくジャケットを探していたとのこと。
 
 
しまった。。。
 
ちゃんとヒアリングすべきだった。。。
 
ボクの勝手な思い込みでフツーに街着として考えていた。
 
 
そう!確かにライブならこれくらいの方がいい。
もっと言うと、そんな大物のライブならちょっと艶っぽいジャケットの方がいい!
 
当日のコーディネイトも確認し、ご試着のジャケットを気に入っていただきました。
 
 
お客様の話をじっくり聞く。
そんな初歩的なことをミスってしまい、大いに反省した1日でした。
 
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